明治15年に名古屋で創業し、百余年―。4代目当主となった「おつけもの 喜多福総本家(きたふく)」は、東京・八丁堀にて日々渾身のお漬物をお作りしております。当店の看板商品は、味醂奈良漬。国産の旬の野菜を用い、初代から時代を超えて受け継がれてきた製法で、丁寧に一つひとつ漬けております。また、種類豊富に揃える梅干しや浅漬けなども自慢の逸品です。この自社ブランド外に、京漬物や沢庵など、日本全国のお漬物の販売も行っておりますので、八丁堀・浅草松屋・銀座松屋でぜひお好みのものをお買い求めください。
世界一長いと言われる守口大根を、酒粕と味醂粕で長い期間漬け込んで作る名古屋名産「守口漬」。甘みが強いため食べやすく、多くの方に愛されております。今となっては名古屋を代表するこの守口漬ですが、元々は明治15年に創業した当店の初代店主「山田 才吉」によって考案された“守口大根味醂粕漬”が基となっております。喜多福が歩んできた歴史とともに、世間に広まり愛され続ける逸品です。
昔ながらの製法を受け継ぎ、古き良き元祖の味を守り続けてきた当店。今も昔も変わらない“お漬物の魅力”を広めたいという想い。それが根底にあるからこそ、4代目となった今も、種類豊富なお漬物を取り扱っております。また、味醂奈良漬といった自社製品に加え、選りすぐった日本各地の美味しいお漬物を揃えていることも魅力の一つ。他社から刺激を受け、当店でも新たな挑戦として季節のピクルスや味醂奈良漬けのディップなど、時代にのった新商品の開発に邁進しております。食卓に華を添える一品を、老若男女問わずお愉しみいただければ嬉しい限りです。