味醂奈良漬は八丁堀、浅草、銀座の喜多福総本家。梅干し、京漬物、べったら漬けも人気

名古屋の地で明治15年に創業した「おつけもの 喜多福総本家（きたふく）」。東京・八丁堀に店舗を構えてからも、百余年もの間、伝統的なお漬物を製造・販売しております。初代考案の〝守口大根味醂粕漬〟を源流とし、名古屋名産ともなった守口漬。それを看板商品〝味醂奈良漬〟として、今まで受け継がれてきた製法をもとに、熟練の職人の技術で一つひとつ丁寧にお作りしております。原料は、国産素材にこだわるだけでなく、季節ごとに旬の野菜を使用。素材の旨みと豊かな香りが口の中で一体となり生まれる美味しさを、どうぞご堪能ください。滋味溢れる熟成お漬物を、ご家族団欒でのお食事のお供としてはもちろん、贈答用としてもご利用いただければ幸いです。浅草松屋・銀座松屋でもお買い求めいただけます。

名古屋で創業した当時、初代「山田 才吉」が考案した“守口大根味醂粕漬”。今では名古屋名産“守口漬”として広く認知されるようになりました。当店では、それを関東風にアレンジし自社ブランドの“味醂奈良漬”として販売しております。守口大根はもちろん現在は瓜を中心に、胡瓜・西瓜を塩漬けした後、酒粕と味醂粕で甘く芳醇な味わいに仕上げた逸品です。当店の伝統あるお漬物を、ぜひご堪能くださいませ。

各店舗で人気の高い商品と言えば、オリジナルブランドの「梅干し」です。当店では、紀州の完熟南高梅を主に使用してお作りしております。大粒で身が厚く、皮までやわらかいこの梅は、梅干しにするのに最適。香り高く、風味豊かな一品に仕上がります。

白菜や大根、人参など、季節の野菜で作る自家製の浅漬けも、ぜひお愉しみください。一つひとつムラ無く塩を付け、その時の温度や湿度に合わせて漬け込む時間を調整し、毎日手作りしております。素材本来の旨味を引き出した、喜多福渾身の浅漬けをどうぞ。

創業から100年以上の歳月が経ち、4代目当主となった現在。今まで受け継がれてきた伝統を守ると共に、今までになかったお漬物にも挑戦しております。その一環として、季節のピクルスや味醂奈良漬けのディップなど、新しい発想の商品もご用意。時代の流れと共に変化してゆく喜多福をお愉しみください。